マガジンのカバー画像

プロダクト

27
プロダクトチームに関する記事はこちら
運営しているクリエイター

記事一覧

GoとLaunchDarklyでフィーチャーフラグを実装する

はじめに業務でフィーチャーフラグを実装をする機会があり、技術調査の一環でフィチーチャーフラグのプラットフォームであるLaunchDarklyを使って実装してみました。 この記事では、Go言語とLaunchDarklyを使った具体的なフィーチャーフラグの実装方法について解説します。フィーチャーフラグ自体の概要やメリットについては、多くの記事で詳しく説明されていますので、ここでは割愛します。 フィーチャーフラグについては、よくわからないという方は以下の記事がおすすめです。 フィー

「一筋縄ではいかなかった・・・」Nuxt3移行作業の裏側#エンジニアインタビュー

こんにちは!ほみログ編集部のokamiです。 homieのプロダクトチームでは、Nuxt3のリリースやVue2のサポート終了に伴い、昨年Nuxt3への移行プロジェクトを行いました。 今回は社外向けシステムの移行作業を担当した新規チームより、執行役員VPoT・石橋弦樹と、2022年に入社した根橋京輔に当時の作業の裏側をインタビューしました! NUXT3移行を決定した背景ーーまずはNuxt3移行を決定した背景について聞いていきたいなと思っているのですが、どういった背景でNux

クリーンアーキテクチャに入門してみた 後編

はじめに前回クリーンアーキテクチャの理論的な部分を学んだので今回は実際にクリーンアーキテクチャで簡単なサンプルアプリの実装をしてみたのでその解説です 実装実装にはGo言語を使用しています 構成など実装したサンプルアプリのリポジトリ 使用技術 Go 1.21.0 echo (https://github.com/labstack/echo) MySQL 8.0 ディレクトリ構成 ├── application # ユースケース├── config

GolangのYamlパッケージのバグを見つけた話

初めに弊社プロダクトでは設定に関する項目をyamlで記述していてAPI起動時にUnmarshalして構造体に変換しています。 しかし、その結果が期待していたものと異なることが以前発生したので原因は何だったのか、どうやって突き止めたのかをまとめてみました。 とりあえず原因だけ知りたいという方はこちらのissueを見て頂くと良いかと思います。 使用環境yamlライブラリ % go versiongo version go1.21.1 darwin/amd64 バグの詳細y

クリーンアーキテクチャに入門してみた 前編

はじめにクリーンアーキテクチャとはよく聞くけどいまいちわからないと思い調べてみた時のメモです 自分とは同じようにクリーンアーキテクチャについて聞いたこと、調べたことはあるけどいまいち理解できなかったという人の理解の助けになれば嬉しいです! 実装例はGo言語を使用しています この記事から得られる内容 アーキテクチャとは何か 一般的なアーキテクチャ、その課題と解決策 クリーンアーキテクチャについて、各レイヤーの責務 アーキテクチャについてアーキテクチャとはなにか?

入社して半年のメンバーに聞く、「homieのプロダクト組織に入ってみて実際どうでした?」#エンジニアインタビュー

こんにちは!ほみログ編集部のokamiです。 2024年1月にhomieにジョインした福田さん。入社から半年経過したタイミングで、実際に入社して感じたプロダクト組織のカルチャーやあれやこれやを振り返っていただきました! homieに入るまでの経歴を教えてください。 HRTech企業、受託開発企業でそれぞれ1年ずつ働いていました。エンジニアとしては今年で3年目になります。 前職で開発をする中で、成果物に対してフィードバックをもらえる自社開発の会社に魅力を感じたのがきっかけ

もしも明日DB障害が発生したら、あなたはどのように復旧しますか? ~RDSとS3を連携し、PITRで損失したデータを復元するプラクティスについて~

概要データベースの論理障害が発生した際に、過去時点のデータをインポートし復旧する手順について説明します。 具体的には、ポイント・イン・タイム・リカバリ(PITR)で、任意の時刻のRDSクラスタを作成し、データをS3へエクスポート、その後S3から再度インポートすることで任意のテーブル・スキーマを過去の状態に復元します。 手順の概要① ポイント・イン・タイム・リカバリ(PITR)で障害発生前のRDSクラスターを作成 ② RDS が S3 にアクセスするための IAM ロールを

1→10から10→100フェーズへ。事業拡大を牽引した開発現場を振り返る。#エンジニアインタビュー

こんにちは!ほみログ編集部のokamiです。 今回のエンジニアインタビューでは池見さんと、穐田さんに昨年度の1年を振り返っていただきました! これまでの経歴と、現在の業務内容について教えてください 池見:前職は医療系のスタートアップにいました。 トップダウンな社風ではなく、自分で仕様設計から実装までを一貫して経験できる環境を探していて、homieではそれが叶いそうだなと思い入社しました。 現在はプロダクト部門の改善チームのリーダーとして、メンバーのマネジメント、機能の仕

業務最適化!シフト自動生成の秘密を公開

こんにちは。プロダクト執行役員の片田です。 今回の記事は先月の勉強会の発表内容の一部を元に書いています。経営分析チームリーダーの大澤による「勤務スケジューリング問題 モデリングの基礎」についてです。 弊社ではコンシェルジュ(こちらで仕事内容などを紹介しています)がシフト勤務制のため、勤務スケジューリング問題によるシステムでのシフト生成を行なっています。 その秘密の一部を今回ご紹介しようと思います。 2024年3月現在、コンシェルジュは約60名ぐらい(?)いるっぽいので、

メンバーの強みを活かし、良い化学反応を起こす。プロダクトチームの新リーダーにインタビュー

こんにちは!ほみログ編集部のokamiです。 今回は1月よりリーダーに就任した片山さんに入社してからの2年半を振り返ってもらいました。 ー早速ですが、、、片山さんは何故エンジニアとしてのキャリアを選んだのでしょうか? プログラミングのことをまだ全然知らない時に、ハッカソンというものづくりイベントに参加したことがきっかけです。 1チーム4人で、2人が開発作業の担当、もう2人は備品管理やプレゼンの作業担当で役割分担をするのですが、当時の自分は開発のことは分からなかったのでプレ

homieのコードレビューを覗き見してみませんか?

はじめにはじめまして。 homie株式会社でエンジニアとして働いている片山と申します。 今回はチーム開発においては欠かせないPRレビューについて、個人的な解釈も含めてhomieのレビュー文化を紹介いたします! これを一つのサンプルとして、PRレビューに携わるみなさんにとっての参考になれば嬉しいです。 P.S. 最近グリーンカレーにハマっているのですが、2週くらい回っていなばのグリーンカレーはクオリティが高いことに気づきました笑 コードレビューの必要性そもそも、なぜコー

[イベント参加レポート]クローズドな招待制イベントCTO Night and Day 2023に初参加してきた!

はじめにこんにちは! homieで技術執行役員として働いている石橋です。 今回は9/11~13の3日間に渡って福岡で開催されたCTO Night and Day 2023に参加してきたので、そのレポートを書きたいと思います! CTO Night and DayとはCTO Night and Dayとは、AWSが主催する企業におけるCTOや技術経営者のための招待制のカンファレンスです。 元々はスタートアップ向けのイベントとして開催されていたらしいのですが、現在は大手を含め

【エンジニア勉強会レポート】OAuth 2.0/トランザクション分離レベル/OpenAI API

こんにちは! homieの長澤まさみです。 さて、今回は ・プロダクトチームの勉強会はどんな感じで開催されているのか? ・どんな発表をしているのか? このような内容を発信していこうと思います。 発表内容やクイズもありますので、是非もの好きの皆様は読んでみて下さいね! 参加メンバー 今回の参加メンバーは以下の通り。 チーム単位の勉強会がはじまった背景 プロダクトチーム全体での勉強会は月1で開催しているのですが、それとは別に「チームの勉強会したい!」と、とあるエンジニ

Golangにおける配列とスライスの違い

自己紹介はじめまして。 homie株式会社でエンジニアとして働いている根橋と申します。 弊社ではHOTLEADという不動産営業における支援ツールを開発しています。 このHOTLEADというプロダクトでは、反響と呼ばれる問い合わせメールからお客様と会うまでのアポイントメント数を最大化するための一次対応を行っています。 私は普段、サーバーサイドエンジニアとして機能設計から運用までを行い、コールセンター業務の改善に従事しています。 今回はHOTLEADの開発言語のひとつ