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ど文系編集部が、ど理数系エンジニアに1on1申し込んでみたら、ストイックな自炊の話しで終わった。

こんにちは。ほみログ編集部岩村です。

タイトルの通り、今回はほみログ編集部とエンジニアが1on1を行った日の様子をお届けします。
普段エンジニアは物理的に離れたところで業務している事が多く、生態が謎に包まれています。
今回は特別に1名のhomieエンジニア「親分(おやぶん)」を犠牲にし、その生態を公開するという、コーヒー片手に読めるゆったりnoteです。お楽しみください。

よろしければ、先日親分が執筆した記事もご覧ください。

ほみログ編集部:親分こんにちは!今日は1on1気合入れてよろしくお願いします!!
親分:よろしくお願いします。いや、なんなんですかぁ今日これ(´Д`)照


homieで何してるの?

編集部:まず親分の所属チームを教えてください。
親分:プロダクトチームの中の「経営分析チーム」です。チームといっても自分1人しかおらず、心地よく一匹狼でやらせてもらっています(笑)
編集部:どんな仕事をしていますか?ぜひこの素人にもわかるようにとっても簡単にご説明ください…
親分:かなりざっくり言うと、観察データの分析や、実験、シミュレーションなどをしています。
例えば「こういう施策を打ったら反響から初回架電までの時間をもっと短くできるだろう」というアイディアがあるとします。アイディアは思いついた時点ではあくまで仮説であって、事実ではありませんから、その仮説を検証する必要があるんです。
実験できる、つまりその施策を実際に打ってみて、仮説が本当か確かめられるのが理想ですが、いつもそうできるとは限りません。過去にその施策が打たれたのと似た状況がなかったか探してきて、そうでない状況と比較してみる(観察データの分析)とか、コンピューターの中に現実と似た仕組みを再現して、その仕組みの中で変化を起こしてどういう影響があるか確認する(シミュレーション)とか、他の方法で対処する必要があります。

こういった仕事をするには多少専門的な知識が必要なので、僕のような人間に一任されているわけです。

homieのエンジニアってどう?

編集部:エンジニアとしてhomieで働く良さって何かあるのですか?
親分:1つは理不尽な押し付けがないことですね。会社が何か意思決定したり、プロジェクトを進めたりする際に、納得できる理由をきちんと説明してくれるところが良いと思います。
2つ目は、裁量が大きいことです。どの問題に取り組むか、問題にどの方法で取り組むか、仕事をどのように進めるかなどは、概ね自分で決めることができます。もちろん、あまりにも的外れな問題設定や、悪影響が大きすぎる方法をとろうとすると止められますが、そうした制約さえ守れば自由です。「この方法が良さそうだけど、あんまり詳しくない領域の知識が必要なんだよな…」というときでも、新しい知識を学ぶための時間を与えてくれることが多いです。
僕は、仕事で結果だけを追い求めることを面白いと思わなくて、仕事をする過程で得られた経験や育まれた能力を大切にしています。結果だけを追い求めると、「今の手札でどうするか」と短期的なことばかり考えがちになり、本質的な解決策や、質の高いものを作る力は育たないと思うんですね。このあたりを尊重してもらえるところは大きいです。

仕事のやり方に対する強いこだわりが祟ってか、以前は会社に馴染めないことが多かったのですが、homieでは長く快適に働けているので、本当にありがたいことです(笑)

算数ドリルとお父さん、ありがとう

編集部:超理数系の親分ですが、数学を好きになるきっかけは?
親分:保育園のとき「お仕事の時間」という勉強時間があって。子供たちが早い者勝ちで教材を取り合う感じだったんですけど、ポップな絵本やパズルがみんなに人気だったんです。でも僕はどんくさかったので人気の教材にありつけず(笑)残ったのは「算数ドリル」でした。仕方なく算数ドリルをしていたら四則演算は小学校に入る前にはできるようになっていました。
編集部:どえらい影響ですね。
親分:あと、父親の勧めもあって、理工系を中心に勉強できる高校に通っていたので、そこで集中して学べたことも大きかったですね。

視座が高い自炊生活

編集部:このまま複素数平面や二次関数について議論したいところですが、こちらの脳を考慮し、トピックを変えましょう。仕事以外のことで親分が興味があることを教えてください。
親分:そうですね。結構料理は面白いなって思っています。
編集部:ほーん。体調管理のためとか?
親分:体調管理もですが、自分が食べるものをきちんとコントロールしたいなぁと思っていて。自炊ができないと、周りの食事処に頼らざるを得なくなり、それだと面白くない、とある時思ったんです。外食にばかり頼っていた頃「食事は自分の体を作るものなのに、なんで自分で選んでないんだろう」と違和感を感じた時がありました。
編集部:それは確かにそうですね。
親分:昔から、人に選んでもらうよりも「自分で決めて、自分でやりたい」という思いが強く…。「これがいいよ」とか「効率的なのはこれだよ」とか、最初から誰かに決められるのが、ちょっと嫌で(笑)。
編集部:自炊の理由がちょっとなんかふてくされてますね。まぁでも何を食べるかで自分の性質も変わると思うし、自分で決めて食べるのは大事ですね。
親分:自分の環境から大きな影響を受けているだけなのに、それを自分の問題だと思い込んでしまうことは、食事や睡眠だけでなく、いろいろな場面であるんじゃないかと思います。周囲からの影響を過剰に受けすぎない工夫は、今の時代には特に大事だと思っているし、その一環として自炊をしています。
編集部:ほーん。

俺はレシピ3~4回試すんだ

編集部:レシピは何を参考にしてるんですか?
親分:YouTubeか、図書館でレシピ本を借りることが多いです。YouTubeにはユニークなレシピがたくさんありますが、レシピ本には地に足ついた素朴なレシピが多いんですよね。「これ知れてよかったな」と思うレシピは、だいたいレシピ本に載っています。
編集部:なるほど、図書館で借りるのいいですね。
親分:ちなみに、1つのレシピを参考に3〜4回つくります。
編集部:え、結構がんばりますね。
親分:1~2回試して「おいしくないじゃん」って諦めてそれ以降作らなくなったら、外食に手間足しただけになるかなって…。自炊は細かい調整ができるからこそ価値があるのに、1回で諦めてしまうと「このレストラン美味しくないからもう行きません!」ていうのと同じでもったいないなぁと。
最初はレシピ通りに作りますが、あまり気に入らなかったら、まず何かを変えてみるように心がけています。
編集部:(編集部が普段1回で諦めるスタイルであることは黙っておきます)

編集部:あ、じゃぁ、もう残りのお仕事もあると思うので、親分今日はありがとうございました!!
親分:これほんと大丈夫ですか…!?!?ありがとうございました(´Д`)照

おわりに

エンジニアチームは2か月に1回ほどのペースで勉強会もしているので、homie社員で興味ある方は誰でも参加したら良きと思います。

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