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プロダクト

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#Golang

GolangのYamlパッケージのバグを見つけた話

初めに弊社プロダクトでは設定に関する項目をyamlで記述していてAPI起動時にUnmarshalして構造体に変換しています。 しかし、その結果が期待していたものと異なることが以前発生したので原因は何だったのか、どうやって突き止めたのかをまとめてみました。 とりあえず原因だけ知りたいという方はこちらのissueを見て頂くと良いかと思います。 使用環境yamlライブラリ % go versiongo version go1.21.1 darwin/amd64 バグの詳細y

Golangにおける配列とスライスの違い

自己紹介はじめまして。 homie株式会社でエンジニアとして働いている根橋と申します。 弊社ではHOTLEADという不動産営業における支援ツールを開発しています。 このHOTLEADというプロダクトでは、反響と呼ばれる問い合わせメールからお客様と会うまでのアポイントメント数を最大化するための一次対応を行っています。 私は普段、サーバーサイドエンジニアとして機能設計から運用までを行い、コールセンター業務の改善に従事しています。 今回はHOTLEADの開発言語のひとつ

TwilioとGolangで理解してサクッと作る発着信Webアプリ

こんにちは、homie株式会社でVPoE兼エンジニアとして働いている石橋(@b0941015)です はじめにこの記事はGo Advent Calendar 2021の18日目の記事です みなさんTwilioを使っていますか? Twilioは電話やSMSなどコミュニケーションに関するクラウドAPIを提供するSaaSで、プログラマティックに発着信・自動応答メッセージなどを扱うことができます Twilioは機能だけでなくドキュメントが充実している一方、豊富すぎて全体像が掴め

Golangでカノンを演奏してみた

こんにちは、エンジニアのIkemiです。 この記事は Go Advent Calendar 2021 の10日目の記事です。 今回は、Golangでカノン(パッヘルベル)の一部を演奏してみたいと思います。 step1. sin波を書くご存知の通り、音は波ですね。まずはsin波を書いてみましょう。 グラフの出力にはgnuplotを使用しました。 $ gnuplot$ gnuplot> plot sin(x) Golangで書くとこうなります。 (All code: h

クローリングと形態素解析で「ぼくのかんがえたさいきょうのひっさつわざ」を考案してみた

はじめまして homie株式会社のエンジニア片山です! 入門したばかりのGolangに慣れるために、クローリングと形態素解析でネタっぽいのをつくってみました。 大人になっても少年時代のロマンは忘れたくないものですね... 「さいきょうのひっさつわざ」の定義筆者は思春期の聖書である週刊少年ジャンプやコロコロコミックで育った人間なので、ベタで王道な必殺技こそ正義であり、一番かっこいい必殺技なのだ!と思い込んでいます。 かなり偏った思想であることは自覚しているので異論は認