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プロダクト

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#HOMIE

数理科学による業務支援:シフトの自動生成

はじめにこんにちは。データ・サイエンティストの大澤です。普段はHOTLEADに搭載されているAIエンジン開発の他、統計分析、機械学習、数理最適化などを活用した業務改善に従事しています。 ビジネスの現場では、利益の最大化や業務効率化のために多様な意思決定を下す必要があります。産業界を見渡すと、商品の発注計画、物流拠点の配置、金融資産の運用、交通機関のダイヤ作成など、意思決定の質が事業に大きな影響を与える例をいくつも見つけることができます。homieにおける日々の意思決定も例外

手を動かして進めるドメインモデリング

まえがき書籍でDDDの学習を進めるうちに、モデリングの理論やメリデメの記載はあったのですが、実際の現場でどうやってモデリングが進めていいのかイメージができないままでした。 そんななか松岡さん(@little_hand_s)のライブモデリングの動画を見つけ、あくまで一例ではありますが、ゼロから試行錯誤しつつモデリングしていく様子が見れてたくさん学びがありました。 松岡さんは「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」や「ドメイン駆動設計 サンプルコード&FAQ」の著者であり

ISMS(ISO27001)認証取得を目指して見えたこと

こんにちは、VPoP(ぶいぴーおーぴー)の片田です。 先日、homie株式会社ではISMS認証の取得をしました。 今回はその取り組みの過程の中で見えた、個人的にやってて良かったポイント・こうしてたら良かったポイントを紹介していこうと思います。  はじめにhomie株式会社ではサービスの性質上、個人情報を扱わさせていただく機会が多く、セキュリティに関しては立ち上げ当初から最重要視してきました。 ISMS取得以前から、システムのセキュリティには最善の注意を払い、オフィスな

TwilioとGolangで理解してサクッと作る発着信Webアプリ

こんにちは、homie株式会社でVPoE兼エンジニアとして働いている石橋(@b0941015)です はじめにこの記事はGo Advent Calendar 2021の18日目の記事です みなさんTwilioを使っていますか? Twilioは電話やSMSなどコミュニケーションに関するクラウドAPIを提供するSaaSで、プログラマティックに発着信・自動応答メッセージなどを扱うことができます Twilioは機能だけでなくドキュメントが充実している一方、豊富すぎて全体像が掴め

Golangでカノンを演奏してみた

こんにちは、エンジニアのIkemiです。 この記事は Go Advent Calendar 2021 の10日目の記事です。 今回は、Golangでカノン(パッヘルベル)の一部を演奏してみたいと思います。 step1. sin波を書くご存知の通り、音は波ですね。まずはsin波を書いてみましょう。 グラフの出力にはgnuplotを使用しました。 $ gnuplot$ gnuplot> plot sin(x) Golangで書くとこうなります。 (All code: h

homieのPRレビューで学んだこと3選

こんにちは エンジニアの Ikemi です。 homie では、ソースコードの管理にGitHubを使用し、Gitlab-flowに沿って開発しています。 PRレビューから学べることは多いと思います。 そこで今回は、私がPRレビューから学んだことをご紹介したいと思います。 homieのPRがどんなものか気になっている方も、ぜひ読んでみてください。 1. コード設計まずはこちら。 csv ファイルアップロード機能の、バックエンドAPIのPRです。 これは、入力されたCS

クローリングと形態素解析で「ぼくのかんがえたさいきょうのひっさつわざ」を考案してみた

はじめまして homie株式会社のエンジニア片山です! 入門したばかりのGolangに慣れるために、クローリングと形態素解析でネタっぽいのをつくってみました。 大人になっても少年時代のロマンは忘れたくないものですね... 「さいきょうのひっさつわざ」の定義筆者は思春期の聖書である週刊少年ジャンプやコロコロコミックで育った人間なので、ベタで王道な必殺技こそ正義であり、一番かっこいい必殺技なのだ!と思い込んでいます。 かなり偏った思想であることは自覚しているので異論は認

技術リーダーに必要なこと

こんにちは homie株式会社でエンジニアとして働いているikemiです。 先日、「スーパーエンジニアへの道(1986[訳1991], 著: ジェラルド・M・ワインバーグ)」を読みました。 この本は、技術的に優れているだけでなく、問題解決能力やリーダーとしての能力も兼ね備えたエンジニア、つまりスーパーエンジニアになるための方法を紹介している本です。 私がエンジニアとして駆け出しの頃に読んだのですが、あまりピンとこなかったので、ほとんど読んでいませんでした。 しかし、エンジ