はじめに

こんにちは！ homieで技術執行役員として働いている石橋です。

今回は9/11~13の3日間に渡って福岡で開催されたCTO Night and Day 2023に参加してきたので、そのレポートを書きたいと思います！

CTO Night and Dayとは

CTO Night and Dayとは、AWSが主催する企業におけるCTOや技術経営者のための招待制のカンファレンスです。

元々はスタートアップ向けのイベントとして開催されていたらしいのですが、現在は大手を含めた幅広い企業が集い、200人を超えるメンバーが参加されていました。日本におけるCTOや技術経営者のためのイベントとしては最大級の規模ではないでしょうか。

過去に開催されたイベントの模様はこちらからどうぞ。

セッション内容

Day0

初日のDay0はウェルカムパーティーと称して、参加者同士の交流を目的とした懇親会が開催されました。

参加者が首にかけるストラップに色分けがされていて、初参加か2回目以降かで色が異なり交流がしやすいような仕掛けもありました。

Day1

次の日のDay1はAWSの方々のモーニングセッションから始まり、午後はグループを作成し、グローバルな企業の方々の基調講演やその場でトークテーマを募るアンカンファレンスなどが行われました。

セッションの後にはグループ内で感想戦があり、テーマに沿った内容を各社の課題と照らし合わせながら議論を深める場も用意されていました。

Day2

最終日であるDay2は事前に申し込んだオプショナルツアーから始まり、午後は参加者から発表を募って失敗談をオフレコで共有する「しくじりCTO DOJO」、有名企業のCTOによるメンタリング、CTO実態調査の匿名アンケートが行われました。

自分はオプショナルツアーとして陶芸体験ツアーに参加しました。
「高取焼」という400年の歴史がある窯場にお邪魔し、AWSならではのクラウドな器を作成してきました。
窯焼きされて自宅に届くのを首を長くして待っています笑

学びになったこと

今回イベントに参加して一番の学びになったことは、スタートアップから上場企業まで様々なフェーズにおける企業のCTOや技術経営者の方々の話を直接聞けたことです。

自分はhomieの創業期から0→1のプロダクト開発を行い、現在シリーズAのフェーズではあるのですが、技術選定や組織のあるべき形など様々な問題に対して取り組んできました。

自分の中で一定の答えを持っているものもあれば、まだまだ模索中で悩んでいるものも数多くありました。

そういう問題に対して、ひとつ上のフェーズの企業の方々は同じような悩みにぶつかり真摯に向き合い、一定の答えを見つけ出し取り組んでいる話をたくさん伺いました。

結局、プロダクトや組織が大きくなるにつれてぶつかる課題というのはある程度普遍的な要素を持っていて、今も成功し続けている企業・組織にはそれらを乗り越えるためのノウハウが蓄積されているということを改めて実感しました。

その他にも、CTOの方々とは別にAWSのスタッフの方も多数参加されていました。

セッションを通してAWSにおけるプロダクト開発の考え方を学ぶ機会があったり、AWSのスタッフの方にもざっくばらんな話を伺う機会がありました。

AWSの基本的な考え方として「全ては、お客様を起点に考え、お客様体験を徹底的に固める」というものがありますが、 個人的には意思決定のためのメカニズムの話が大変興味深かったです。

詳細については書けないのですが、意思決定に対してより良い選択を再現性を持って行うために必要な観点や考え方が言語化されていました。

「質の良い意思決定」というのを改めて考える機会となり、弊社で行う意思決定の見方が大きく変わりました。

まとめ

今回はCTO Night and Day 2023に参加してきたレポートを書きました。

CTOという役割は会社によって様々で正解は無いですが、それぞれの立場で試行錯誤した結果の今があり、様々なレイヤーの方たちと話すことは自分にとってとても刺激的で勉強になりました。

本イベントはAWSさんの運営のもと行われたもので、大変貴重な機会を頂き大変ありがとうございました。

日頃AWS上でお世話になっているだけでなく、新たな機会を作って上手く演出してくれるAWSさんには、頭が上がりません。

自分もAWSさんやこのイベントに参加してくれている人たちに少しでも還元できるように日々精進していかなければなと思っております。

最後になりますが、このイベントに参加してくれたメンバーの皆さん、AWSのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました！

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